ご注文前にいちばん多くいただくご質問が、「このアクセサリー、変色しませんか?」です。とくにゴールドやローズゴールドを選ぼうとしている方から、よくご相談をいただきます。
実際に、当店に届いたレビューにもこんな声がありました。
「ゴールドやピンクゴールドにしようと思ったのですが、変色する可能性もあるかと思い、シルバーにしました」(花.さん)
この記事では、当店のアクセサリーに使われている素材を正直に整理したうえで、変色や色落ちが起きる仕組みと、長く使っていただくためのお手入れ方法をまとめます。お手入れの話は素材ごとに答えが変わるので、まず素材から始めます。
まず前提:当店のアクセサリーの素材は3パターン
当店の商品は、大きく次の3パターンに分かれます。商品ごとに違うので、必ず各商品ページの素材表記をご確認ください。
| パターン | 内容 | 該当する商品の例 |
|---|---|---|
| ① ステンレス | 金具全体がステンレス | Birth Stone 誕生石ブレスレット06(名入りプレート)など |
| ② ステンレス+18Kメッキ | ステンレスの表面に18Kメッキ加工。ゴールド・ローズゴールドの色のみ | オリジナルピアス01(名入れ・カーブ)、誕生花・誕生石 ネックレス01 など |
| ③ 銅+表面コーティング | プレート部分などが銅で、表面をコーティング仕上げ | Birth Stone 誕生石 ネックレス04(名入りプレート・誕生石B)のプレート部分 |
大事な前提:「ゴールド」「シルバー」はカラー名です
当店の商品ページにある「ゴールド」「シルバー」「ローズゴールド」は、色の名前です。シルバー925や18K無垢(金そのもの)という意味ではありません。ここを取り違えるとお手入れの前提もずれてしまうので、最初にはっきり書いておきます。
ステンレスが「変色しにくい」と言われる理由
ステンレスは、汗や水に触れてもさびにくく、傷にも強いことから腕時計にもよく使われる素材です。当店の商品ページでも「皮脂や汗、水、海水、温泉などで濡れてもほとんど変色せず」とご案内しています。日常づかいのアクセサリーとして扱いやすいのが、いちばんの利点です。
実際に、こんな声をいただいています。
「1日着けていますがサビる事もなく、一生大切にしたいと思います」(由.さん)
「ステンレスでいつも身につけられるようなリングを探していたので、到着したときはすごく嬉しかったです」(は.さん)
ただし「絶対に変色しない」わけではありません。皮脂や汚れが付いたまま放置すれば、くもりや黒ずみの原因になります。ステンレスでも拭く習慣はやはり必要です。
正直な話:メッキ・コーティングは「摩耗するもの」です
ここがいちばん正直にお伝えしたい部分です。
ゴールドやローズゴールドの色は、ステンレスの上に施した18Kメッキによるものです。メッキやコーティングは表面の層なので、摩擦や経年でだんだん薄くなっていきます。一般的に、メッキの変色は付着した皮脂や汚れ、空気中の硫化水素による酸化が原因とされ、色落ちは摩擦によって起こります。
つまり——
- ステンレス(色がシルバーのもの) … いちばん気をつかわずに使えます
- ゴールド・ローズゴールド(18Kメッキ) … きれいな色を長く保つには、摩擦と汚れを避けるひと手間が効きます
- 銅+コーティングのプレート … 同じく表面の層なので、こすらない扱いが向いています
あるお客様からは「メッキではありますが、デザインがとても可愛いと喜んでくれました」というレビューもいただいています。メッキであることを承知のうえで選んでいただけるよう、素材は商品ページに明記しています。
今日からできるお手入れ5つ
1. 外したら、やわらかい布で拭く
いちばん効果があって、いちばん簡単な習慣です。汗や皮脂は変色の主な原因になるので、身に着けた後そのまましまわず、乾いたやわらかい布でさっと拭いてから片づけてください。メガネ拭きのような布で十分です。
2. 入浴・温泉・プール・海では外す
ステンレスは水に強い素材ですが、温泉の成分やプールの塩素は表面のメッキ・コーティングにとってやさしくありません。お風呂や温泉、プール、海に入るときは外すのがおすすめです。就寝時に外す習慣をつけると、引っかけによる変形も防げます。
3. 香水・化粧品・ヘアスプレーは「先に」
香水やヘアスプレー、日焼け止めなどが直接かかると、変色の原因になります。身支度をすべて終えてから、最後にアクセサリーを着ける——この順番を守るだけでかなり違います。
4. 摩擦を避ける
メッキの色落ちのいちばんの原因は摩擦です。バッグの中に裸で放り込む、他のアクセサリーと擦れ合う状態でしまう、といった扱いは避けてください。重ね着けをする場合も、金具どうしが強く擦れないバランスを意識すると長持ちします。
5. 一つずつ、密閉して保管する
空気中の水分も酸化の原因になるため、個別に、できれば密閉して保管するのが効果的です。小さなジッパー付きの袋に1点ずつ入れておくだけでも、擦れと酸化の両方を防げます。当店の商品は箱に入れてお届けしていますので、その箱をそのまま保管に使っていただくのもおすすめです。
名入れ(刻印)の部分はどう扱う?
当店でいちばん多くお作りしているオリジナルピアス01(名入れ・カーブ)のように、文字そのものを型どったデザインは、細い部分に力がかかりやすい形です。素材はステンレス(ゴールド・ローズゴールドは18Kメッキ加工)。扱い方のコツは2つあります。
- 文字の細い部分を強く引っぱらない:髪や衣類に引っかけたまま無理に外そうとしないでください。
- 彫刻部分は布でやさしく:刻印の溝に汚れがたまったときも、硬いブラシでこすらず、やわらかい布で押さえるように拭いてください。石まわりも同じで、強くこすらないのが基本です。
プレートに文字を彫刻するタイプ(Birth Stone 誕生石 ネックレス04(名入りプレート・誕生石B)など)は、プレートが銅+表面コーティング仕上げです。こちらはとくに、こすらない扱いを心がけてください。
金属アレルギーが心配な方へ
当店の商品ページでは、ステンレスについて「肌に優しく、敏感肌の方にもお勧めの素材です」とご案内しています。実際に、こんな声もいただいています。
「ステンレスなので、金属アレルギーも心配ないので、プレゼントにして良かったです」(麻.さん)
ただし、反応の出方には個人差があります。当店から「絶対にアレルギーが出ません」と申し上げることはできません。過去に金属で肌トラブルを起こしたことがある方は、短時間から試していただくか、心配な場合は医療機関にご相談ください。素材が判断材料になる場合は、商品ページの素材表記をご確認のうえ、ご不明な点はLINEまたはメールでお問い合わせください。
よくある質問
Q. ステンレスなら、つけたままお風呂に入っても大丈夫ですか?
A. ステンレス自体は水に強い素材ですが、外していただくことをおすすめします。温泉の成分や石けん・シャンプーの残りが表面に付いたままになると、くもりの原因になります。とくにゴールド・ローズゴールド(18Kメッキ)の商品は外してください。
Q. ゴールドの色が薄くなってきました。元に戻せますか?
A. メッキは表面の層なので、摩耗して薄くなった色をご家庭で元に戻すことはできません。だからこそ、薄くなる前の予防(拭く・外す・こすらない)がいちばん効きます。色落ちが気になりにくい選び方をしたい場合は、シルバー(ステンレスそのままの色)をお選びいただくのも一つの方法です。
Q. 市販のシルバー用クリーナーやジュエリー磨きクロスを使ってもいいですか?
A. おすすめしません。研磨剤入りのクロスや薬品は、メッキやコーティングの層を削ってしまう可能性があります。当店の商品は、乾いたやわらかい布で拭いていただくだけで十分です。
Q. 汚れがひどいときは水洗いしてもいいですか?
A. 水に濡らした場合は、やわらかい布ですぐに水分を拭き取り、完全に乾かしてからしまってください。濡れたまま保管すると酸化の原因になります。メッキやコーティングのある商品は、洗剤やお湯は避けてください。
Q. しばらく着けない期間があります。どう保管すればいいですか?
A. 拭いてから、1点ずつジッパー付きの袋や箱に入れて、湿気の少ない場所で保管してください。他のアクセサリーと一緒くたにしないことがポイントです。
Q. 変形したり、パーツが取れてしまった場合は?
A. まずはLINEまたはメールでご連絡ください。状態を拝見したうえで、対応できることをご案内します。
まとめ
- 当店の素材はステンレスが中心。ゴールド・ローズゴールドは18Kメッキ、一部商品のプレートは銅+表面コーティング
- 「ゴールド」「シルバー」はカラー名。18K無垢やシルバー925ではありません
- ステンレスは変色しにくいが、拭く習慣は必要
- メッキ・コーティングは摩耗するもの。摩擦・汚れ・薬品を避けるのが長持ちのコツ
- 研磨剤入りクロスや薬品は使わない
お手入れの前提が分かったうえで選びたい方は、誕生石ネックレス一覧、ネックレス一覧、ピアス・イヤリング一覧もあわせてご覧ください。誕生石そのものの意味については誕生石一覧【12ヶ月完全ガイド】にまとめています。
店長のひとこと
この1か月でいちばん多くお作りしたのは名入れのピアスで、300点を超えました。数が多いぶん、ご注文前に「ゴールドは色が落ちませんか」というご相談もいちばん多くいただく商品です。
実際に「変色が心配だったのでシルバーにしました」というレビューもいただいたので、ごまかさずに書いておこうと思ってこの記事にしました。メッキは薄くなるものですが、拭いて・外して・こすらない、これだけで持ちがかなり変わります。
執筆・監修: kurita jewelry 店長。海外のアクセサリーショップでの勤務を経て、オンラインショップ「kurita jewelry」を立ち上げる。二人の娘の母。本記事は当店の販売データをもとに作成し、店長が公開前に内容を確認しています。
