「11月の誕生石って、トパーズ?シトリン?どっちが正しいの?」——調べるとどちらも出てくるので、迷った方も多いのではないでしょうか。結論から言うとどちらも正解で、11月の誕生石は2つあります。この記事では、2つの石の意味と見分け方、そして当店の販売データとお客様の声からわかった「11月生まれの方への実際の贈られ方」までまとめました。
11月の誕生石はトパーズとシトリンの2つ
日本の誕生石は、日本ジュエリー協会(全国宝石卸商協同組合)が定めています。その一覧で、11月に割り当てられているのがトパーズとシトリン。どちらか一方が「本物」ということはなく、2つとも11月の誕生石です。
2021年の改訂でも、11月の石は増えなかった
2021年12月20日、日本の誕生石は63年ぶりに改訂され、10石が追加されて計29石になりました。3月にアイオライトとブラッドストーン、9月にクンツァイト、12月にタンザナイトとジルコン——といった具合に、多くの月で選択肢が増えています。
ただし11月に追加された石はありません。改訂前も改訂後も、11月はトパーズとシトリンの2石のままです。つまり「昔の一覧で覚えている11月」と「今の11月」は同じ。11月生まれの方は、情報が古いか新しいかを気にせず選んでいただけます。
各月の最新一覧は誕生石一覧【12ヶ月完全ガイド】にまとめています。
トパーズ:誠実と友情をあらわす石
トパーズの石言葉は「誠実」「友情」「希望」「潔白」。まっすぐな関係性をあらわす言葉が並ぶことから、恋人だけでなく友人や家族へ贈る石としても選ばれてきました。
名前の由来は、古代ギリシャで「探し求める」を意味する言葉にさかのぼるとされています。古代エジプトでは太陽神ラーの象徴として崇められ、中世ヨーロッパでは知性や理性を高める石として重宝されました。
トパーズは黄色だけではない
「トパーズ=黄色」というイメージが強いかもしれません。実際、かつては黄色い宝石の代名詞のように扱われていました。しかし実際のトパーズは無色透明からブルー、ピンク、オレンジ、ブラウンまで、幅広い色をもちます。
ひとつ知っておくとよいのがブルートパーズ。市場でよく見かける美しいブルーの多くは、無色のトパーズに人の手で処理を施したものです。「加工されているから価値がない」という話ではなく、宝石の世界では広く行われていることですが、購入時に説明を受けておくと納得して選べます。
シトリン:富と成功をあらわす黄水晶
シトリンの石言葉は「富」「成功」「幸運」「希望」。名前はフランス語で柑橘類を意味する「シトロン」に由来し、その名のとおりレモンやオレンジを思わせる黄色みが特徴です。
シトリンは水晶(クォーツ)の一種で、和名は「黄水晶(きずいしょう)」。古くから商人に愛され、商売繁盛を願って金庫に入れたり、店のカウンターに置いたりしたと伝えられています。
シトリンとアメシストは「親戚」
2月の誕生石アメシスト(紫水晶)とシトリンは、同じクォーツの仲間で非常に近い関係にあります。実は市場に流通しているシトリンの多くは、アメシストを加熱処理して黄色に変化させたもの。紫の石と黄色の石が同じ鉱物から生まれると知ると、少し不思議な気持ちになります。
トパーズとシトリン、どちらを選ぶ?
どちらも11月の誕生石なので、選び方に「正解」はありません。決め手になりやすいのは次の3点です。
- 意味で選ぶ:友情や誠実さを伝えたいならトパーズ、仕事の門出や新生活を応援したいならシトリン(富・成功)。
- 色で選ぶ:はっきりした黄色〜オレンジならシトリン寄り、澄んだブルーや淡い色を探すならトパーズに幅があります。
- 相手の肌なじみで選ぶ:黄色系はゴールドと、澄んだブルーはシルバーと合わせやすい傾向があります。
※ ここまでは「宝石としてのトパーズ・シトリン」のお話です。当店でお作りしているのは、生まれ月にちなんだ誕生石モチーフのストーンを使ったセミオーダーアクセサリーで、天然の宝石ではありません。以下は当店の商品についてのご案内です。
データで見る、11月生まれの方への実際の贈り方
ここからは一般論ではなく、kurita jewelryの直近3ヶ月(約90日)の販売実績とお客様レビューから見えたことをご紹介します。
当店の誕生石モチーフのアイテムで最も多く選ばれているのは、名入れと誕生石を組み合わせたタイプです。直近3ヶ月の販売点数の上位は次のような並びでした。
- 誕生花×誕生石のブレスレット(約170点)
- 名入りプレート付き誕生石ブレスレット(約130点)
- 名入りプレート付き誕生石ネックレス(約120点)
- 名前・テキストを入れる誕生石ネックレス(約100点)
共通しているのは、石「だけ」で贈られていないということ。名前やイニシャル、誕生花と組み合わせて「その人だけの一点」にする贈り方が主流です。石の種類で迷ったときほど、この組み合わせが効いてきます。
レビューからわかった、選ばれている3つの理由
実際に届いたお客様の声から、傾向がはっきり出ているものを引用します(お名前はイニシャルにしています)。
- お守りとして:「御守りがわりに買いました。チェーンが思ったより長かったのですが、調節可能なので問題ないです。大切に身につけます」(K.さん)/「誕生石を付けられるからアミュレットとして身に付けたいと思います」(I.さん)。「お守り」という言葉は、当店のレビューでとくによく登場します。
- きょうだい・友人で揃える:「3人の娘に、それぞれの誕生石で送りました。3人ともとても喜んでいました」(H.さん)/「友人5人お揃いで購入しました。それぞれ誕生月が違うので誕生花や誕生石は違いますが、みんながかわいさに満足しています」(S.さん)。デザインを揃えて石だけ変える贈り方です。
- お子さまへの「はじめてのアクセサリー」:「9歳の娘が誕生石が欲しいと言うので誕生日プレゼントとして購入しました。文字はそこまで目立つ感じではないので大人っぽさもあり、ストーンとのバランスも良いです」(Y.さん)。
正直にお伝えしておきたいこと
良い声ばかりではありません。レビューでくり返しいただくご指摘として、「名入れの文字が思ったより小さい」という点があります。「思ったよりプレートが小さかったけど可愛い」(N.さん)、「名前は三文字なので、かなり小さいです」(M.さん)といった声です。
プレートは小ぶりで、日常づかいしやすい控えめなサイズ感を狙ったつくりです。文字数が多いほど一文字は小さくなりますので、はっきり見せたい場合はイニシャルや短い名前をおすすめします。ご注文後にLINE・メールで調整も可能です。
11月生まれの方へおすすめのアイテム
名入りプレート×誕生石のネックレス
当店で人気の定番。プレートに彫刻する文字列をそのままご入力いただけます。素材はチェーン・マルカンがステンレス、プレートは銅(表面コーティング仕上げ)。プレートサイズは1.5cm、チェーンは42cm+アジャスター5cmで、カラーはゴールド・シルバー・ローズゴールドからお選びいただけます。
Birth Stone 誕生石 ネックレス04(名入りプレート・誕生石B)を見る
名前・テキストを入れる誕生石ネックレス
名前そのものをかたちにするタイプ。素材はステンレス、チェーンは約42cm+アジャスター5cm、ストーンは約5.9mm(フレームを含めた直径)です。ご自身のお名前のほか、推しの名前とデビュー月の石を組み合わせて注文される方もいらっしゃいます。
Birth Stone 誕生石 ネックレス09(名前・テキスト)を見る
誕生花×誕生石のブレスレット
直近3ヶ月でいちばん多く出ているアイテム。生まれ月の意味を花と石で二重に込められます。素材はステンレス、サイズは15cm〜20cmに調節可能です。
Birth Flower / Birth Stone 誕生花・誕生石 ブレスレット01を見る
価格帯は3,000円台〜4,000円前後。本物の宝石を使ったハイジュエリーは高価ですが、当店は誕生石の「意味」と「色」を気軽に楽しんでいただく価格帯でご用意しています。誕生日やお友達とのお揃いなど、気負わず贈れるギフトとして選ばれています。
お手入れは「宝石」ではなく「素材」に合わせて
ここは間違えやすいポイントです。トパーズやシトリンといった宝石のお手入れ方法をそのまま当店のアクセサリーに当てはめる必要はありません。当店の商品はステンレスを中心に、一部に銅+表面コーティングや18Kメッキを使っています。ですので、お手入れは素材に合わせるのが正解です。
- 着用後はやわらかい布で拭く:汗や皮脂を残さないのがいちばんの長持ちのコツです。
- 入浴時は外す:温泉やシャンプー・入浴剤の成分は、メッキやコーティング部分の負担になります。
- 香水・摩擦を避ける:香水は先につけてからアクセサリーを身につけてください。
- 個別に保管する:他のアクセサリーとぶつかるとコーティングが削れます。小袋などに分けて収納を。
なお、レビューでは「変色する可能性もあるかと思い、シルバーにしました」(M.さん)というように、色で選び分けている方もいらっしゃいました。素材ごとの違いについてはステンレスのアクセサリーは変色する?18Kメッキとの違いとお手入れ方法で詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 11月の誕生石はトパーズとシトリン、どちらが正しいのですか?
どちらも正しい11月の誕生石です。日本の誕生石一覧では、11月にトパーズとシトリンの2石が割り当てられています。好きな色や石言葉で選んでいただいて問題ありません。
Q. 2021年の改訂で、11月に追加された石はありますか?
ありません。2021年12月20日の改訂では10石が追加されましたが、11月は対象外でした。改訂前後で11月はトパーズとシトリンのままです。
Q. ブルートパーズも11月の誕生石ですか?
ブルートパーズはトパーズの一種なので、11月の誕生石にあたります。ただし、市場に出回っている美しいブルートパーズの多くは、無色のトパーズに人の手で処理を施したものです。天然の色にこだわる場合は購入時に確認するとよいでしょう。
Q. シトリンとアメシストは同じ石なのですか?
どちらも水晶(クォーツ)の仲間で、非常に近い関係にあります。流通しているシトリンの多くは、アメシストを加熱処理して黄色に変えたものです。鉱物としては同じ仲間、色が違う、と考えるとわかりやすいです。
Q. 当店の誕生石アクセサリーには、天然のトパーズやシトリンが使われていますか?
いいえ。当店のアクセサリーに使用しているのは誕生石モチーフのストーンで、天然の宝石ではありません。生まれ月にちなんだ色を楽しんでいただくためのものとお考えください。石の種類ではなく、名入れや誕生花との組み合わせで特別感を出せるのが当店の強みです。
Q. 誕生月以外の石を選んでもいいですか?
もちろん大丈夫です。お子さまやパートナーの誕生石を選ぶ方、単純に好きな色で選ぶ方、推しのデビュー月やメンバーカラーで選ぶ方もいらっしゃいます。「推し色と推し名前で作りました」(C.さん)というレビューもいただいています。
Q. 誕生石は複数入れられますか?
アイテムによって異なります。たとえばリング型トップのネックレスは1〜5個から選べるタイプをご用意しており、ご家族の生まれ月を並べる方もいらっしゃいます。詳しくは各商品ページをご確認ください。
Q. 名入れの文字数に制限はありますか?
プレートのサイズには限りがあるため、文字数が多いほど一文字は小さくなります。はっきり見せたい場合はイニシャルや短めの名前がおすすめです。ご注文後にLINE・メールで調整できますので、迷ったらご相談ください。
11月生まれの方へのギフトをお探しの方へ
kurita jewelryでは、誕生石モチーフのネックレス・ブレスレット・リングを、名入れや誕生花との組み合わせでセミオーダー対応しています。
ほかの月をお探しの方は誕生石一覧【12ヶ月完全ガイド】、10月生まれの方には10月の誕生石オパール・トルマリンもあわせてどうぞ。
店長のひとこと
直近3ヶ月のご注文を数えてみると、誕生石モチーフのアイテムで多いのはやはり「名入れと組み合わせたタイプ」で、次が誕生花との組み合わせでした。石そのものより、名前や花と一緒にすることで特別になるのだなと、数字を見ていて改めて思います。レビューを読み返していると「お守りがわりに」という言葉が本当によく出てきて、そういう使われ方をしているのだと知るたびに背筋が伸びます。
執筆・監修: kurita jewelry 店長。海外のアクセサリーショップでの勤務を経て、オンラインショップ「kurita jewelry」を立ち上げる。二人の娘の母。本記事は当店の販売データをもとに作成し、店長が公開前に内容を確認しています。


